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~澄んだ声で歌う~
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山川紘矢さん。
奥さまの亜希子さんと、精神世界関連の本を多数翻訳されている方です。

「ザ・シークレット」「聖なる予言」「前世療法」──
べストセラーも多数。ご存じの方も多い筈。


その山川さんの、翻訳ではなく、ご自身の著書「死ぬのが怖いあなたに」


とても易しい文章で、さらさらと読めました。

とても優しい文章で、心がふっと軽くなりました。



“大丈夫”
その言葉が 何度も出てきます。
悩んでいても大丈夫。変われなくても大丈夫。
その状態にある事が、今の貴方には必要な学び。

が、しかし。甘やかしてはくれません(^^;
「被害者を演じてはいませんか?」
「何もかも、自分以外の誰か、何か、のせいにしていませんか?」
何度も何度も、繰り返される問い。



東大卒、大蔵省、順風満帆のエリートコース。
けれど軽い気持ちで参加したセミナーで小さな気づきを得た事から、精神世界の本の翻訳へと導かれ、目覚めの過程か大病を患い、働き盛りで職を辞し。
壮絶とも言える<浄化>を経て、スピリチュアルの導き手となった現在。
「説得力」があるのは、客観的にご自身を語られているから。


ありがとう、が言えない人間だった事。
他者からの賞賛に、得意になる気持ちがあった事。
自分に良い事が起こると、全て自分の手柄のように思っていた事──


あまり、と言うか、かなり、と言うか、お近づきにはなりたくないタイプでいらしたような(^-^;)



最終章。
とあるセミナーで、何度も何度も唱えさせられたというワーク。

「お父さん、ありがとう。お母さん、ありがとう。」

内心では、つまらない、幼稚だとさえ思いつつ。


ところが、帰宅後。
眠りに落ちたあとで、ふと自然に口からこぼれた「ありがとう」の言葉。
父に、母に、兄弟、友人、先生、同僚・・・
次々と、溢れて止まらない「ありがとう」

そして、その日を境に、快方に向かい始めた、何年も苦しんだ病。
必要だったのは、感謝の心──



不覚にも? 泣くかと思いました(^_^;)


易しくて優しい、切ない本。



唯。1点だけ。
「・・・(-_-)」なのが、タイトル。
編集者の方がつけられたようですが。

内容に・・・合っているような・・・いないような・・・(-_-;)



死ぬのが怖いあなたに ←スピリチュアルな方、のみならず(^^)

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感想(2件)

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タイトルに綴ったフレーズは、ご存知の方も多いと思いますが、
スピッツの楽曲<楓>の中の一節。


・・・いや、特別ファン! という程ではないのですが(^^;)、
(あ、でも、良いなぁ、と思う曲は他にも幾つかありますです♪)
この<楓>はかなりココロに響いた一曲。


多分、ドラマの挿入歌として聴いたからかな、と。




随分昔に放映されたドラマ『オーバータイム』




一応? カテゴリーとしては“恋愛モノ”に入るのでしょうが。



男と女の間に友情は成立するか──が、メインテーマではあり
ながら。



私が共感したのは、主人公のカメラマンの、夢を追いながらも
現実はなかなか自分の思うようには進まず、何度も挫折を味わい
ながら、それでも自分が大切だと信じるモノを捨てずに、前へと
歩いて行こうとする姿。


その彼の生き方を象徴するかの様に、<楓>の歌が幾度となく
流れ。



“これから傷ついたり 誰か傷つけても”

“ああ 僕のままで どこまで届くだろう”



優しさ、とか、真っ直ぐな眼差し、とか。


現実、を生きる上で、時に邪魔になる事すらある、そうしたモノ
達を、彼はそれでも頑なに守り通し、“彼女”は、そんな彼の一番の
理解者として、折に触れてさらりと励まし、応援する。




二人を繋いでいる糸は微妙で、友情の様でもあり、恋の様でもあり。




けれど確かな事は、時にすれ違う事はあっても、二人がお互いを
解り合い、信頼し合い、自分の半身の様に思っていた事。

自分の気持ちよりも、相手の幸せを願っていた事。

それはある意味、自分に嘘をつく──決して褒められた姿ではなかっ
たとしても。





優しさは、時にせつなく、時に哀しく。





それでもやはり、彼の様に、優しく穏やかでありたいと願う気持ちは
今も変わらず。





<オーバータイム>

<延長戦>




「人生にも、延長戦ってあるのかな」
「俺、まだ、戦い続けられるかな」

挫折の中で、彼が問いかけた時。

彼女はきっぱりと応えるのです。

「全然OKでしょう」
「応援するよ」




それが恋であれ、友情であれ。


やがては──それぞれの未来に踏み出す二人であったとしても。




“自分”を守って歩き続ける。




同じ眼差しを持った二人は、きっとどれ程の時が流れても、
その眼差しのまま、歩いて行くのです──。






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<河を渡る背中>

シンガーソングライター、篠原美也子さんの唄のタイトルです。


出逢い? は、どの曲だったのか、何がきっかけで出逢ったのか、
もう全く覚えてはいませんが(^^;)


ですが篠原さんの、例えばアルバムのタイトル。


『海になりたい青』
『満たされた月』
『いとおしいグレイ』 etc.


言葉の選び方に独特の感性があり、

“スポットライトは夢の数だけ用意されてはいないけれど” <心のゆくえ>

“あなたの夢を見た 遠くで手を振っていた 今どうしているのだろう 夢はまだ遠いですか”
“生きていく それだけなら どこにいても 何をしてでも”
                           <河を渡る背中>

“この世の中でひとり 自分だけが間違いに思えて”
“どうにもならないことを抱きしめる 雨は降り続く けれど朝は来る” <ひとり>


何度も何度も繰り返し聴いた、“あの頃”程、今はCDを手に取る事
自体、少なくはなったけれど。

それでも、久し振りに耳を傾ければ、やはりその度、胸に響く
ものがあり。


“あんたの様なやり方は 流行らないと誰かが笑う いつまでもそんな風に 不器用じゃ話にならない”
“誰の様でもなく 誰の為でもなく 誰にも似ていない”  
                           <誰の様でもなく>




当たり障りのない言葉。
異を唱える代わりに、曖昧な笑顔で肯定も否定もしない術を覚え。


けれど──


そんな自分も、“これも私”と受け入れる事の大切さを想う様になり。




それでも。



篠原さんの紡ぐ言葉達を耳にすれば、やはり今でも問いかけずには
いられない。


そんな自分も、確かにまだ存在するのです。





“暗闇に沈むこの河の向こう 数え切れない背中が目指して行く”
“たどり着けずに流れに呑まれても”
“あなたもどこかで 私もこうして この河の向こう目指す背中のひとつ。



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誕生日:
1965/07/21
職業:
カード・リーディング・セラピスト
趣味:
映画・舞台鑑賞 美術鑑賞
自己紹介:
アロマセラピー、リフレクソロジーと学び、とりわけスピリチュアル・アロマの奥深さに大きく影響を受けました。
その日、その時、心惹かれる香りは、潜在意識からのメッセージです。

色彩心理やカウンセリングも再度勉強、西洋占星術や四柱推命、紫微斗占術 等と併せ、タロットやオラクル・カードのリーディング・セッションを行っています。

<答え>は、いつも貴方の中に。
迷った時は、カードに尋ねてみませんか?
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