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~澄んだ声で歌う~
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突然ですが。
“和食”がユネスコの無形文化遺産に登録された事に関し、産経新聞さんが<特報>を出していたんですね。
遅まきながら、今頃知りました(^^;)

ブログで口コミプロモーションならレビューブログ ←こちら(【レビューブログ】さんのページ)を見るまで、全く知らず。
全国各地のおせち料理についても、写真や地図と共に特集されていたそうです。

勉強不足ですね。はい。すみません。
尤も──
和食、特に“出汁”“旨み”が世界で注目を集めている事については、結構以前に、TVの特集を目にしておりまして。
“旨味”、というのは、世界的には、これまであまり重視はされてこなかったそうなのですが。
2002年。
酸味、甘味、苦味、塩味──以外の、<第五の味覚>として、舌の表面にグルタミン酸を感知する受容体が見つかった事が、それまで、他の味を引き立てる風味のようなもの、と考えられていた“旨味”が、独立した味、と認知される転機になったのだとか。 
2005年には、京都の料亭の三代目である村田吉弘さん、が、旨味を【理論的に】(←これって凄く分かり易そうですよね。拝聴してみたいです)教える勉強会を始められ、世界のシェフ達が自費で参加、その中には、世界の「ベストレストラン50」で3年連続!世界一(*-*)に選ばれた、コペンハーゲンの「Noma」なるレストランのシェフもいらしたそう。
それから、これも、とあるサイトで目にして初めて知ったのですが、三つの成分──“油脂分・甘味・旨味”──この三つは、
<食べると脳の中にある快感中枢が刺激されて、幸せになる成分>
──なのだ、そうです!!
えええええっっ?! (*0*)
甘味は何となく分かりますけどね(^_^;)
それに、確かに美味しいものを食べている時って、多くの人が「幸せ~~♪」と顔をほころばせたりしますし。

尤も、世界の料理は油脂分とプロテインが中心。
日本料理だけが、旨味を中心に料理が作られてきた歴史があるそうです。
何故か。
昔の日本人は、あまり獣類の肉を食べなかったから。
豆腐や野菜など、味の淡白なものが中心。
で、編み出された方法が、昆布と鰹節で<出汁>をとる事。
昆布にはグルタミン酸。鰹節にはイノシン酸。

1908年に、池田菊苗博士という方が、昆布の美味しさの秘密がグルタミン酸にある、事を発見されたのが、<出汁>の歴史?の始まりだそうですが、このグルタミン酸とイノシン酸が合わさる事で、旨味は1+1=2ではなく、7にも8にもなるのだそうです。
植物性と動物性を合わせる事で、何倍もの相乗効果を得られる訳ですね。
白菜にはグルタミン酸、キノコ類にはグアニル酸。
煮干しはイノシン酸を含んでいて、味噌にはグルタミン酸が豊富。
鍋料理にお味噌汁。
昔の日本人は、経験的に、何をどう組み合わせれば、料理がより美味しくなるのか分かっていたという事ですね!
美味しい上に体にも良くて(化学精製されたお塩には注意が必要ですが)、
しかも!!
脳の中の快感中枢が刺激されて幸せな気分にしてくれる!!!

無形文化遺産登録。

当然と言えば、当然? ←偉そうですね。はい。すみませんm(__)m


今回、“和食”“旨味”で検索してみたら、とても勉強になる記事を多々拝見しました。
食の研究所」「関西食文化研究会」外食ちゃんねる」 ──etc. 
ご興味がおありの方は、是非一度。


あ、余談ですが、阪神石屋川駅近くの<弥栄(やさか)>
思い切り「・・・普通のお家・・・?」な雰囲気なお店ですが、美味しくてヘルシーな和食バイキングで、ご近所の方々には人気のレストラン。
こちらも、お近くの方なら是非♪

熱々のご飯に、梅干でお茶漬け。これだけで、十分ご馳走だったりする事も♪ 
愛国心の希薄な(^-^;)ワタクシだったりするのですが(すみません、すみません)、豊かで深みのある“味”──和食、を、日々食する事の出来るシアワセには、感謝しておりますです。はい(^_^)
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性別:
女性
誕生日:
1965/07/21
職業:
カード・リーディング・セラピスト
趣味:
映画・舞台鑑賞 美術鑑賞
自己紹介:
アロマセラピー、リフレクソロジーと学び、とりわけスピリチュアル・アロマの奥深さに大きく影響を受けました。
その日、その時、心惹かれる香りは、潜在意識からのメッセージです。

色彩心理やカウンセリングも再度勉強、西洋占星術や四柱推命、紫微斗占術 等と併せ、タロットやオラクル・カードのリーディング・セッションを行っています。

<答え>は、いつも貴方の中に。
迷った時は、カードに尋ねてみませんか?
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